おらんだレシピ その3
ねぎとドライトマトのマッシュポテト
Preistamppot met zongedroogde tomaatjes
ワンポイントアドバイス
「肌寒い冬の定番料理」肌寒い日曜日の午後。そろそろ夕 食の支度をしたいのに、なかなか良いアイディアが思い浮かばない。そんなときに便利なのが、オランダ版マッシュポテト、Stamppot=スタンポットで す。買い置きのジャガイモと残り野菜があれば十分。普段は、Rookworst=ロークウォルストと呼ばれる燻製味のソーセージを添えますが、朝食で使い 切れなかったベーコンでも代用することができます(肉類を添えるならポーク系がお薦め)。一般的なのは、Boerenkool=ブールンコル(直訳すると お百姓さんたちのキャベツ)と呼ばれるケールの一種をマッシュポテトに加えたもの。とても気軽な家庭料理ですが、今回ご紹介するレシピのように、ちょっと した工夫で、ちゃんとしたおもてなしにも耐えることのできる料理に早変わりします。どの国にも「母の味」というものがありますが、このスタンポットは、あ えて言うならば愛情のこもった「おばぁちゃんの味」でしょうか。調理の仕方はとても簡単ですが、ポイントはジャガイモをマッシュしすぎないこと。お好みで すが、少しごろごろした感じが残った方が食べごたえがあります。タマネギとニンジンを加えたものも一般的ですが、ニンジンが加わるとHutspot=フッ ツポットと表現されます。その起源ははっきりしていませんが、16世紀には食されていたということです。英語で「シチュー」と訳されることがありますが、 私たちの思い浮かべるシチューとはまったく異なるものです。
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